【変革期支援】事業効率大幅向上。システム導入時の課題を解決し、再導入率を9割減少

全国規模の薬局チェーン店への、医療事務コンピューター・オンライン資格確認導入事例をご紹介します。

事例企業

  • 年 商:約9,000億円
  • 業 歴:約50年
  • 業 種:薬局運営
  • 従業員:約10,000人(グループ全体)

ご活用サービス

プロジェクト型コンサルティング – DX推進支援(効率化・コストダウン)

  • プロジェクト内での業務の流れが確立されておらず、コントロールできていない​。
  • 確立された業務工程が存在せず、現場判断による納品品質の不均一​。
  • 導入や業務に関する各種マニュアルの未整備​。
  • システム導入時に不足資材や予期せぬ事象が発生し、再導入の多発​。
STEP
プロジェクト内ルールの構築​、役割に応じた業務チームと組織体制の構築

プロジェクト課題の吸上げによる現状の可視化と、各部門との連携強化を行いました。その後、プロジェクト内のルール集を作成し、ルールを明確化するとともに、業務チームと組織の体制を見直しました。

STEP
問い合わせ窓口、サポートチームの構築​、情報集約の仕組化​

問い合わせ窓口を作り、サポートチーム体制を構築しました。また、報告書やリストにて発生事象の情報集約の仕組化​を行いました。

STEP
マニュアル更新の流れ、配布時ルールの構築​、マニュアルレビュー​

マニュアル更新の流れや配布時のルールの構築をしました。

STEP
システム導入、解決策提示、実行​

システム導入から現場課題を吸い上げ、解決策を提示し実行しました。また、システムの再導入の洗い出しと対策立案、実施までを行いました。

  • プロジェクトメンバー全体での、課題認識の統一化​ができた。
  • 各部門からの情報経路整備による、課題滞留の抑止​ができた。
  • 連絡見落としによる返信遅延や、見落としが削減された。​
  • 全体MTG開催での、情報共有化(個別共有の廃止)ができた。
  • 情報集約~展開により、特定チームの稼働を5割削減することができた。​
  • 業務を2名以上で行うことによる、バックアップ体制の構築​ができた。
  • 専門用語・暗黙知を無くしたマニュアルを作成し、各店舗での使用マニュアルの管理統一ができた。​
  • システム導入時間を5割削減した(6時間→3時間未満)​
  • システムの再導入率が9割減少した(20%→2%)​

私たちのプロジェクトは、さまざまな課題に直面していましたが、ArinosのDX支援のおかげで大幅な改善を遂げることができました。

まずプロジェクトメンバー間での課題認識を一致させ、部門間の情報共有を円滑にすることで、問題の滞留が著しく減少しました。これは、連絡の見落としや返信遅延の削減にも繋がりましたね。

特に効果を感じたのは、全体ミーティングの効率化と情報の集約です。これにより特定チームの稼働効率が向上し、業務のバックアップ体制の構築にも成功しました。また、専門用語や暗黙の知識を排除したマニュアルの整備により、各店舗での業務がよりスムーズに進むようになりました。

あとはシステム導入時間の大幅な短縮と再導入率の減少も、非常に大きな成果です。これは、私たちの事業効率を大きく向上させるものでした。

Arinosの皆さまのご支援には、心から感謝しております。本当にありがとうございました。

  • 情報の選択と集中から展開の流れを構築し、情報共有の仕組みづくりと業務の属人化を防ぐ対応を実施。​
  • 特定メンバーへの負担や負荷を平準化し、フォローアップ可能な環境を構築。安定的なシステム導入を実現。​

支援を行ってきた中で、弊社が取り組んだ手法を枠組み化し、現行プロジェクトの保守の流れや他プロジェクトへの横展開を継続的にご支援しております。​他の薬局チェーン店への医療事務コンピューター・オンライン資格確認導入に関しても、本プロジェクトで獲得した経験を水平展開し品質を均一化するための取り組みを実施しております。​