Inteview

2024-10-07
社員インタビューNo.1

ヤル気と居場所さえマッチすれば、できる。

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メンバー紹介インタビュー
別本悠果(シニア・アソシエイト)

【Arinosに来る以前】

出身は富山県です。2019年に立命館大学法学部を卒業、新卒でIT大手の上場企業に入社しました。テクノロジーやITが苦手だったので、敢えてその業界に入っていって苦手を克服したいと。お取引先のIT支援業務を担当させていただき、新卒ながら単独でのお仕事を任され、一人で出張してお客様先での対応業務をしました。当初は何もわからず、その場その場で本社に問い合わせながらでしたが、それではダメだと気づき、自らFAQを作ることを上長に提案して、効率的にお客様対応ができるよう改善しました。自分の会社の先輩・上司とのコミュニケーションがあまりなく、大きな会社だからなのか、出張旅費の清算など、承認にとても時間がかかったりして(笑)。常駐先の方々はとてもよくしてくださったのですが、自社の人たちとはあまり関係性が築けずにいました。

このままではいけないな…と思って地元のコワーキングスペースで転職準備をしていたら、そこに入っていた数人でやっているデザイン事務所の方々がいて、うちに来ない?と声をかけてくれたました。社長とも直接コミュニケーションがとれるし、会社がどうなっているかクリアだったので、いいなって思って働いていたんですが、何もかも1社目とは正反対で、デザイナー気質の社長さんはクリエイティブに傾斜されていて(笑)。全部やってほしいと言われて頑張りましたが、ちょっと抱え込みすぎてしまって…。大企業でも零細企業でも、丸投げされやすかったのかもしれません(笑)。3年ほど働いて少し悩んでいた時に、大学時代仲良しだった友人のインスタでArinosの仲間募集を見ました。コンサルティングが大変な仕事だとはわかっていたけど、こんな働き方じゃダメだとずっと思っていたので、少し負荷のかかる働き方でもいいからって、軽い気持ちで連絡したら…代表の古家さんに会うことになり、入社しました。

【Arinosでの仕事】

いまは起業家の支援、事業創出プログラムのデリバリーを担当しています。まずは資金調達、融資獲得のお手伝いのため、投資家に対するピッチ、事業計画を一緒につくっていきます。入口は資金調達でもユニークなプロダクトを持ったお客様の場合、展示会に同行して大手の事業会社へのアプローチをするなどリアルなお手伝いもあります。新しい仕組みを使ってサービス展開をしたいお客様がなかなか成果を出せずにご苦労されている場合、そもそものニーズ整理を行って、モデルの見直しを提案もします。伴走の仕方は様々です。私自身は現在20件のアクティブ案件を担当していますので、多数案件の時間配分、個々のミーティングの満足度を上げていくことがチャレンジです。既存知識や汎用知識で対応しきれず、もどかしいこともありますが、他のメンバーや役員への相談もして、とにかくお客様の企業価値を向上させることを心がけています。

一緒に資料を作成して思考を深掘りしていく中で、お客様ご自身が事業戦略改善の必要性に気づいてくださることもあります。また私たちのご紹介で、それまで考えてもいなかった投資家さんとの出会いを提供できることも。すぐに資金調達ができると期待されているお客様は、思うに進まないとがっかりされることもあります。ただもちろん、そこで終わらず、日々の会話を通じて、資金調達以外の価値、補助金やビジネスマッチングをご提案し、とにかく事業を推進することが重要だと思っています。そこで大きな満足を得ていただけることもあります。事業をやっているお客様に対する責任をいつも感じていて、あまり攻めた発言はためらわれますが、最後に喜んでいただきたい。これが、Arinosが提供している「伴走」の価値だと感じます。 

日々身についていると感じることは、やはりコミュニケーション能力です。今思うと、前職ではお客さんと向き合いきれていませんでした。スムーズな進行をするために、ゴールの置き方を日ごろからしっかり考える。資金調達、資本政策の知識も身につきました。バリュエーションの考え方や計算方式にも色々なものがありますが、これはもうひたすら勉強するしかない。将来のキャリアアップはまだ全然考えられていません。いまで精一杯だから(笑)。早く独り立ちして、お客様の事業を推進できるPMにならなければと思います。視野の広さ、全体感を把握する能力、しっかりと意図を持った質問、つねに目的からの行動が起こせるように、独学することはもちろんですが実務勉強会にも参加しています。 

【Arinosの文化】 

職場の文化を一言で言えば、居心地がよく、仕事がしやすい環境です。先輩たちがオープンマインドな方が多く、相談しやすい雰囲気があります。事前ミーティング、案件の棚卸のため、1on1コミュニケーションとる文化があります。出社して対面で議論し、プライベートもはさみながら、フラットなコミュニケーションとれています。みんな、仕事が好きなんだろうなって思います(笑)夜遅くまでTeamsのライトがついているメンバーもたくさんいます。古家さんのビジョンである「コンサルティングの民主化」という社会的意義のある大きな目標を持ち続けること、そして仕事を楽しむということを胸に刻んで、日々仕事をしています。   

起業したいとか、さらに先の目標を持っている人も多いです。私はとくにない、これといったものは(笑)でも、社会に対して何かの価値提供ができているとは思いたいし、お客様に感謝されたいと願って努力しています。そして、会社の中でお手本になれる人になりたいと思います。こういう思考の仕方、進め方があるんだなって。テーマは「ライフハック」でしょうか。仕事が溢れていても突破する知恵と力を身に付けたい。結局はコミュニケーションのとりかたを磨いて、視野を広げ知識を深めていくしかないです。たくさんの本を読むことはとっても大事だと思っていますが、まだまだです。本屋さんに行って、普段関心のない棚を見る、関係ないものを見てみてみることも心掛けています。

【さいごに】

朝は早めに始めています。週2回は8時か8時半には着席して早め早め。週末も多少持ち帰ることもありますが、切り分けることが大事。趣味は寝ること(笑)と日光を浴びること。ピラティススタジオでプロの指導を受ける。外に出るキッカケをつくって、よりよい自分になりたいです。かつて体調を崩した経験からの教訓は「からだが資本」。自律神経とか腸活は意識して知識を獲得しています。塩こうじを手作りしたり、甘酒の店にはアンテナを張ったりしています。美術館巡りもします。言語化と数値化が仕事ですが、それができない感覚的なことも大事だなと。まずは好奇心、そして行動に移すことですね。なかなか難しいけれど。

やったことがなくても、意欲さえあればできます。気持ちがあれば何でもできるって思っています。手を挙げればやらせてくれるから、手を挙げる勇気が大事です。過去の自分に言ってあげたいこととしては「3年やらなきゃ」とか「まず実績を出さないと不安」だったけれど、杞憂でした。自分のヤル気と働く場所がマッチすれば、案ずるより産むが易しです。ちゃんと大きな目標がないことに、私はダメなんじゃないかと思っていたけれど、人とのかかわりの中で、日々の小さな目標を超えていく。これでいいんだと思っています。

END

株式会社Arinosでは一緒に働く仲間を募集しています