Arinos Blog

事業創出プログラム事例紹介④_株式会社Initiatives

BCD部門の須田です。2021年が始まりましたね。年始ということで、個人で目標を設定し、目標をどのように達成するか計画を立てた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ただ、目標や計画は立てただけでは駄目で、定期的に状況をウォッチし、達成していなければリカバリーする方法を検討・実行する必要があります。目標達成には、「ウォッチする仕組」が重要だと言えます。(そもそも目標の立て方も想像つかない!という方も、中にはいらっしゃるかもしれません)

今回は「目標管理」のためのツール提供、コンサルティングを行っている杉野社長の事業をご紹介したいと思います。

 

■株式会社Intiatives 杉野社長の事業への想い

経営哲学者のP.F.ドラッカーは、組織と個人の関係について組織の各部署がビジネスユニット(採算単位)となり、主体的にPDCAを実行していくことが大切と述べています(日本では「目標制度」と訳されています)。日本においても半数の中小企業が目標制度を導入しているものの、PDCAが機能せず業績向上につながっていないと考えられます。

(参考:https://www.jma.or.jp/img/pdf-report/keieikadai_2019_report.pdf)

目標管理の仕組みが機能しない理由として、①経営者⇔マネジメント層⇔メンバで認識のズレが発生する、②各種KPIの設定およびアクションが定義できない、③アクションの結果を検証する機会がない、ことがあげられます。ゴールの設定~PDCAを回す仕組の導入をサポートすることが必須です。

実際に杉野社長は、前職で多くの中小企業の経営/業務の改善をしてきましたが、目標管理の仕組みが機能しない中小企業はたくさんありました。ゴールの設定~PDCAを回す仕組の導入サポートを中小企業へ低価格で提供することで、多くの企業の成長につながると考え、事業をスタートさせました。

 

■事業の概要

中小企業に対して、経営層/マネジメント層/メンバが ①ゴール設定、②KPI設定、③KPI達成のためのアクション設定、④目標管理(PDCAを回す)をサポートするツールの提供およびコンサルティングを行います。

 

■現在の状況

事業計画書の作成、目標管理ツールの要件整理を終え、ツールの開発に着手しております。同時にテスト導入行ってくれる中小企業の開拓を行っています。

<実施内容(詳細)>

・事業計画書の作成

以下のSTEPで事業計画書を作成しました。

・事業アイデアのブラシュアップ

・事業モデルの作成

⇒誰に、どのような価値を提供するか?

・事業計画書の作成

⇒設立の目的の整理、事業概要、サービス紹介、市場/競合調査、収支計画(初年度詳細、5カ年計画)、想定資金需要

(金融機関に対していくら貸して欲しいかまとめたもの)、人員計画

・初年度の売上目標達成のためのアクションの定義

私たちは、コンサルという立ち位置ではなく、事業パートナーとしてお客さんと二人三脚で事業をつくりあげていきます。上記コンセプトで動いているため、「アドバイスだけではなく、実際に手を動かす」というのが特徴だと思っています。

※事業計画書の作成で費用は頂きません!!

・開発要件整理

以下のステップで開発要件を整理しました。

・実現したいシステムの機能をヒアリング

・要件定義案 作成

ヒアリングした事項を要件定義書にまとめ、システム開発の会社に見積をとれる状況にする。

・本当に必要な機能ディスカッション

⇒作成した要件定義書をもとに、初期開発時に必要な機能のディスカッションを行う(リッチにシステムをつくるのではなく、スピーディーかつ低コストでプロトタイプ開発を行うことが目的)お客さんの要望をただ聞き要件定義書を作るのではなく、お客さんと一緒に要件定義書を作成します。

※計画書作成時に決めたターゲットが使ってくれるように機能を整理します。

・目標管理ツール開発

以下ステップで目標管理ツール開発を行いました。

・システム開発会社への見積依頼

⇒作成した要件定義書をシステム開発会社に送付。スクラッチ(国内外)、ノーコードでの開発等、あらゆるタイプの開発会社の見積を取得。

・ベンダ選定/開発手法の検討

⇒費用、納期を確認した上で、ベンダの選定/開発手法を決定。

※今回はkintoneを用いた開発を行うことになりました。本システムをスクラッチで開発すると、約1000万円かかるところを弊社が100万円で作成。

・システム開発

   ※約1カ月でシステム開発を完了

・目標管理ツール開発

弊社で目標管理ツールの開発を実施しました。

・目標管理ツールのプレ営業

目標管理ツールは、組織の成長に課題を感じている中小企業に対して価値を提供できると考えております。そのため、創業10年以上、従業員40名以上の中小企業をターゲットと設定し、①弊社関係企業を紹介 ②営業顧問サービス利用 ③LP制作~広告運用 の形でアプローチをしております。2か月で10社以上のアポイントにつながっております。

 

■お客様の声

「Arinosは事業展開に合わせて先回りして考え、行動してくれるので大変助かっています。事業に対する確かな見通しと実際に手を動かしていただいたことで、事業もようやくここまで来られたと思います。」

 

■今後について

2021年度中に事業の累積黒字化(売上1,000万円)を達成するため、目標管理ツールの販売とコンサルティング事業を並行して実施していきます。

※目標管理ツールの導入は売上があがるまでに時間がかかることが想定されます。コンサルティングサービスを提供することで、早期の売上獲得を目指します。

・目標管理ツールの販売

2021年度中に100社の導入を目標としております。

ターゲットを細かくセグメンテーションし、それぞれに対してLPを運用(訴求ポイントをかえ)しています。月20社以上のアポイント取得を目標にアプローチを継続していきます。

・コンサルティング

単月の売上は80万円以上を売上げるため、弊社からコンサルティング案件を紹介していきます。※コンサルティングでの収益を、目標管理ツールのLP広告費用への投資へ回していきます。