秋田県立大学で「ベンチャービジネス論」の講義を実施しました!

秋田県立大学で「ベンチャービジネス論」の講義を実施しました!

こんにちは、秋田県大仙市オフィスの栗林です。
先日、秋田県立大学本荘キャンパスで、弊社代表の古家が、システム科学技術学部の1,2年の学生約200人を対象に、「ベンチャービジネス論」の講義を担当させていただきました。

■経緯について
まずは、今回の講義を担当させていただくに至った経緯についてご紹介します。
秋田県内で事業創出プログラムを展開していこうと、自治体や大学、企業などにアプローチする中で、秋田県立大学の嶋崎真仁准教授が、学生の起業支援の活動をされているという噂を耳にし、嶋崎准教授に直接お話する機会をいただきました。
そこで、事業創出プログラムの背景や事業内容に共感いただき、嶋崎准教授が担当する「ベンチャービジネス論」で講義を担当させていただくこととなりました。

※事業創出プログラム(ArinoStartup)の詳細についてはこちらをご覧ください。
徹底した”伴走型支援”で地域に魅力的な事業を創出する 「ArinoStartup」を8月より提供開始

■嶋崎准教授の活動
嶋崎准教授は、次のような学生の起業支援にも力を入れて活動されています。
・起業体験プログラム
(※2016年から、大学生及び高校生を対象に、地域企業と連携した起業家教育)
・企業の経営改善の実践
(※2009年から、大学授業の一環として、小売業やサービス業など地域企業に学生を派遣し、経営課題の解決を体験する)

■講義内容について
初めに、「自己紹介&会社紹介」として、
・自己紹介
・大手向けコンサル事業
・スタートアップ支援事業(事業創出プログラム)
・Agrinos事業
・Arinos Lanka事業
について、大学生の19歳のときに起業した話や、日本では食料自給率や労働人口減少などの社会課題を抱えているという事業背景を交えながら紹介しました。

次に、「起業をするうえで大切なこと」として、
・何のために起業をするか?
・やり続ける覚悟はあるか?
・起業は華やかなものではない、泥臭いことの方が多い
・仮説検証のプロセスが回せるか?
などのポイントについて、事業を始めてからの約18年間の体験談を交えながら、説明しました。

特に、「何のために起業をするか?」「やり続ける覚悟はあるか?」については、
・1年、2年ではなく、5年、10年やり続けられる覚悟がないと起業は厳しい
・しかし、そこまでできる人は非常に少ないので、やり続けさえすれば、ある程度の確率で成功できるだろう
・やり続ける自信がある人は絶対的に起業にチャレンジしたほうが良い
と、19歳で起業したとき、月に約400時間働き、1年間の売上が5万円だったことを紹介し、起業の厳しさを伝えました。
それでも続けることができたのは、起業した経験から、「大阪賞」という新規事業を支援する財団を創設することに人生を捧げると決めたことが原動力となっていると語りました。

続いて、ここまでの講義内容について、学生との質疑応答が行われました。
学生から積極的に多くの質問をいただきましたが、ここでは1つだけご紹介します。

・質問
「素直さがビジネスマンとして大事だという話だったが、起業家ではなく、会社の平社員であっても、素直さは必要か?」

この質問については、
・1時間壁ドリブルをする基礎練習は、面白くないと思っていた
・しかし、壁ドリブルができないと、応用技術が身につかないと感じた
と、学生時代のバスケットボール部での活動を例に挙げ、
「間違いなく必要である。若いうちは成長の余地があるので、素直さを持って、周りのアドバイスを真摯に受け止めることで、改善をしていくことができる。」
と、ビジネスもスポーツ同様に、言われたことを素直に受け止め、基礎練習を継続することが大切であると訴えました。

最後に、「皆さんにお伝えしたいこと」として、
・ゴール設定をしまょう
・起業を簡単に選択してはいけない
・自分たちオジサンの意見は話半に聞いてください
などのポイントについて、「自分が将来何をしたいか?」、そのために「今何をすべきか?」というキャリア形成の観点も交えながら、説明しました。

特に、「自分たちオジサンの意見は話半に聞いてください」については、
・古家が生きた時代と、学生が生きている時代は大きく異なっている
・例えば、古家の学生時代には、SNSやYouTubeはもちろんスマホもなかった
・自分が決めた楽しいと思うこと、ベストだと思うことを貫く
と、上の世代の意見は共感できるところだけ取り入れ、キャリア形成に活かしてほしい、と学生たちにエールを送りました。

■学生たちの感想
講義後、175人の学生たちから、講義に関する様々な感想をいただきました。
そのうち、いくつかをご紹介します。

・TTさん
「8割の人がYESということはもはや遅いという点が印象に残った。周りが否定するものにこそ、チャレンジする姿勢や自分を通すことが大切だと分かった。最後に責任をとるのは自分なので、周りの意見を聞くことも大切だと思うが、それに流されることなく、自分の進路等を選択していきたい。」

・NYさん
「今回、起業のことについて詳しく聞いて、起業する上での精神力や、言動の一貫性の大切さを学んだ。また話を聞いていて、自分は起業についてよりも自分のやりたいこと、確固たる意志を持ったときに具体的にどういう行動をするべきかを知りたかったと気付いた。自分も今やりたいことがあるので、素直にアドバイスを受け今何ができるか考えの引き出しを増やしておこうと思った。」

・YHさん
「今回の講義を受けて、起業をする上で何か重要であり、しっかりと目的を持って行わなければいけないことを知ることができた。また、起業することだけでなく、就職することもいち早くキャリア形成をしていき、何がやりたいのか、それを続けることができる覚悟はあるのかを見極めることは、今後数十年の人生を決めるためには必要だなと感じた。」

以上のように、学生たちは、今後のキャリア形成に向けて、多くの気付きや学びが得られたことがうかがえました。

本部ブログをご覧の学生のみなさん、Arinos事業や起業、インターンシップにご興味がありましたら、是非気軽にご連絡いただけると幸いです。