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事業創出プログラム事例紹介③_株式会社シェア

BCD部門の須田です。私がいる秋田県では雪が降っています。カマキリは積雪量を予測して草木に卵を産み付けると言われていますが、今年は例年に比べて上の方に産み付けられているので、結構雪が積もるのでは?という声が聞こえてきます。雪国初心者の私としては、勝負の冬になりそうで、今からびくびくしています。

さて、前置きはこのくらいにして、早いもので事業創出プログラムがスタートし約半年が経ちました。おかげさまで利用者も増え、今では25社に活用頂いております。多くの事業で資金調達は完了し、本格的に事業が開始しております。

これまで利用者様の情報を発信出来ていなかったので、より、サービスのイメージをつけてもらうことを目的に事例をいくつか紹介していきたいと思います。

 

■株式会社シェア 高尾社長の事業への想い

食品ロスに関心が向いたのは、前職で水耕栽培のキット商品を開発している時のことです。家庭菜園を行っている方々から「大量に収穫できた野菜は、消費せずに廃棄している」と聞き、「なんてもったいないんだ」と思ったことがきっかけで事業をスタートしました。

実際、規格外野菜は、ほとんどが店頭に並ばず廃棄処分されており、その量は、生産量の40%といわれています。余った野菜が廃棄される理由としては、①売り先がない ②売るために手間がかかっていることが考えられます。

 

■事業概要

農家/家庭菜園で余った食材(B級品含む)を減らすことを目的に、以下、3つの事業を展開しています。

  • 消費者と生産者をマッチングするアプリ( 余った食材(B級品含む)を売買して頂く)
  • 自社商品の開発・販売
  • キッチンカーの運営

※生産者・消費者をマッチングするだけではなく、商品の開発/キッチンカーの運営を行うことで、自社でも余った食材を活用します。

 

■現在の状況

金融機関から1,000万円の資金調達が完了し、事業が本格的に始動しています。毎週定例ミーティングを行い、事業を推進するにあたっての課題の洗い出し/つぶし込み、TODOの確認を行っております。

 

<実施内容>

  • 食材のマッチングアプリ

テストマーケティングとしてノーコード(Glide)でテストアプリの開発を行っております。ノーコードを利用することで、開発コストを1 / 4におさえることができます。本取組を通じて、実際にニーズがあるか確認した後、本格的にアプリ開発を行います。

※資金調達が出来たからといって、すぐにお金を使うのではなく、慎重に投資していくことを推奨しております。

※要件定義~開発まで弊社で担当いたしました。事業創出プログラムのお客様と弊社は

「事業パートナー」であるため、開発費は30万円でおこないました。

※ノーコードでの開発でも他社では、120万円ほどかかる。

<検証中のアプリ>

  • キッチンカーの運営

キッチンカー開業に向け、

① 戦略の立案

(コンセプトは?ターゲットは?何の商品を提供するのか?)

② 収支計画の策定

(立てた戦略を実行した場合、収益は出るのか?)

③  オペレーションのサポート

– 開業に向けたTODOの洗い出し

– スケジュールの明確化

– 営業許可書の取得

– ステークホルダーとの各種調整

を行ってきました。

現在は、2021年1月のオープンに向け、必要機材の調達、出店場所の確保、原料の確保を行っております。

 

■今後について

各サービスに少額投資しながらニーズを見極め、リソースを集中すべきポイントを探します。資金調達完了はあくまでもスタートです。抜本的に社会問題を解決(フードロスの問題)するためには、収益をうみ、事業を継続&拡大していかなくてはなりません。2021年4月には累計黒字になることを目指し、事業を推進していきます。